【XpatHomes誕生秘話】
代表・宮本亜希子がアメリカで不動産会社を立ち上げたストーリー
そもそものきっかけは...6~10
これだけじゃ毎日20分乗り切れない... 泣
そもそも、
なんで私は東京を離れてここに来たの?
ホンダに営業できる米人が欲しいという会社に就職した3才になるコールダーのパパとコールダーと家族一緒に暮らすためにコロンバスへ来たからじゃない!
夕方帰宅してコールダーのパパを捕まえて、
「このあたりにある日系企業の名前、思いつくだけ挙げて!」
教えてもらった会社を検索して電話番号をデータベースに加えました。
そして迎えた翌日の電話タイム...
"I love hearing Akiko making calls in another language!"
(亜希子は英語じゃない言葉で電話してる、いいね!)
と講師のショーン。
とにかくコロンバスの人は優しい。
不動産仲介のきっかけをつかめるように毎日新人たちに掛けさせる電話。
講師の自分が理解できない言葉でしてたら普通、嫌な顔するのが当たり前じゃないですか?
なのにショーンは好意的に受け止め、褒めてくれる。
勇気を出してネットに出てくる日系企業の代表番号をダイアルする。
日本人に繋いでもらえた...!!
「家探しは必要ないんですけど、英語を教えてくれる人を紹介してもらえませんか?」
どたっ
ある瞬間接着剤でよく知られる会社の英会話の先生需要への受け答えでも、
そこにいるみんなには日本語だから、話してる内容は分からない。
不動産の話をしているように聞こえる、苦笑。
電話タイムはこんな感じでやり過ごし、その会社の人にはパパに頼んで英語を教えてもらうことにした。他の日系企業も電話口に出てくれる日本人スタッフのその人が職務として駐在員の家探しをしているようで、私の出番はすぐにはなさそうだった。
それでも会ってくれるという担当者には会社まで挨拶に行った。
ホームステイと同時に始めていた病院での通訳の仕事。
出会う日本人にも、会う人、会う人、一人ずつどうやって家探しをしたのか尋ねてみた。どうやら、ここには日本人の仲介士がそれも、一人じゃなく複数...既にいることが分かった。
がーんっ、
それなら私の出番ないじゃん
「そもそもホームステイのビジネス大きくする為に不動産資格取ったんだから、出る幕なしってここで諦めればいいじゃん!」
「そおだけどさ、毎日研修があって今更退くに退けない感じもするのよね。それに、別に日本人だけ相手にしなくってもいいじゃん。」
そうこうするうちに、今住んでいる家に不安があるという女性に通訳の産婦検診で出会いました。
話を聞くと大家さんは国外に住んでおり、家に故障が出ても連絡がつかなくて困っているということでした。家の下にスカンクが入り込んだり、嵐で外壁が外れてしまったり、連絡をつけたいけどつかない。
困って家を紹介してくれた仲介士に連絡を入れたけれども、それは私の仕事ではないと電話を切られ、ご主人も出張が多くて、お子さんも小さく二人目も生まれて来る中とても不安な毎日を送っているということでした。
これって
もしかして私の出番...
かも?!
これって
もしかして私の出番... かも?!
「今の賃貸契約が解約出来た暁には
宮本さんに次の家探しをお願いしたい。」
困っている赤沢さん(仮名)にはまず、今の家を探してくれた不動産屋の「私の仕事じゃない」の意味をご理解頂きました。
アメリカでは売り手と買い手にそれぞれの立場の不動産屋をつけることが出来て、利益を代弁してくれます。これをエージェント制と呼ぶんですが、日本だと弁護士に例えると分かり易いでしょうか。
原告側と被告側とそれぞれを代弁する弁護士がつきますよね。今のお家を探してくれた不動産屋は
「無料で家探しをしてくれた」
ボランティアではありませんから、無料でお仕事をするはずはありません。
つまり、大家さんに雇われた不動産屋で、赤沢さんの利益を代弁する不動産屋ではなかったということ。だから、大家さんに物件管理まで頼まれていない限り賃貸契約書が結ばれ、鍵の受け渡しで彼女のお仕事は終了しているんです。
「それは分かったけど、宮本さん、現実的に子供抱えてこの家にはもう住めないです...」
賃貸契約書を見せてもらったところ、”家の修理は全てテナント持ち”となっていて契約期間もその時点であと2年も残っていました。
この契約書だと大家には全く非がないじゃない...それなのに途中解約の申し込みか...
大丈夫、一緒に何とかしてみましょう
まずは安心してもらおうと思って掛けた声だけど、さてここからどおしよう...
大丈夫、一緒に何とかしてみましょう
と言ってしまったからには、なんとかしなくてはなりません。
「君はグレーゾーンに入っている!」
前に登場した、そもそも私が仲介資格を取るきっかけを作った弁護士のチャズに相談を持ちかけました。6月中旬、まずは日本で言う内容証明みたいなものをチャズから国外にいる大家に出してもらった。
餅は餅屋。
私からのEメールにはうんともすんとも言って来なかった大家から7月初めに回答が来ました。
いくつかの条件がついたものの、9月末での賃貸契約の途中解約に了承してくれました。
交渉成立!
いよいよお家探しが始まりました。リアルターとして最初のお仕事です。
そうこうしているうちに、我が家の修理に時折来ていたデーブが
「おじさんが亡くなったんだよ。いとこ二人が相続人でおじさんの家を売ろうとしてるから、亜希子のことを話しておいたよ。掛けてご覧。」
と電話番号をくれました。
ワクワク"o(・ェ・o))((o・ェ・)o"ドキドキ
物件を預かる時のプレゼンは、レターサイズ(日本で言うA4サイズ)に9ptのシングルスペースで4ページ。ぎっしり詰まった原稿を新人研修で一語一句漏らさず暗記させられていましたから、お手の物です!
...んなぁ訳はありません😣
本当に手に汗握りました。
だって物件、生まれて初めて預かるんですよ。やったことのないサービスを売ろうって言うんですから...それも、日本から昨日や今日来たコロンバスのこの土地で...。
でも、一つ言えることは、アメリカって上手です。ものもサービスも、使ってみる前に売れなくっちゃ商売にならない。
ほとんどの場合、そうですよね?
いいから売れるのではなくって、良さそうに見える(聞こえる)から売れる。
そうでしょ?
アメリカは、ここをきちんと心得ています。
丸暗記させられた物件預かる時のロールプレイ。
どの言い回しが、どの順番で出てくると有効なのか、きちんと実証までしているのが分かります。
アメリカ人は怠惰では決してありません。
こういうところにばっちりお金と時間を掛けて研究を重ねています。英語のネイティブスピーカーでない私にも、この物件を預かるためのプレゼンは本当に有効でした。
①生まれてこのかたずっとコロンバスに住んできた人が
②自分の生まれて育った想い出いっぱいの実家を
③日本から移住して来たばかりの外国人の、
それも④仲介資格を取ったばかり、
今まで1軒も家を売ったことのない私に預ける
普通に考えたらおかしいと思いませんか😮
”Please sign here!”
「ここにサインをお願いします!」
丸暗記のプレゼンもなんとか事なく終わり、
Listing Agreement(日本語では専属専任媒介契約と訳されるのでしょうか?)の
最後にある署名欄を指差していました。

XpatHomes(旧Nihongo-de-USA.)
エクスパットホームズ
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